アニメは2012公開の映画へ続くプロローグ的な展開でしたね。これでやっと本題に入れた、といったところでしょうか。
アニメ最終回で判明した設定まとめ。

・実験＝記憶を奪われ、別人格の記憶を植え付けられた（＝人間としての環境を整えられた）状態を保ちづづけられるか（＝「古きもの」を飼い慣らせるか）
・浮島地区＝箱庭。文人らが実験を行うために人為的に作り出した地区。夏限定の実験だったため、学校の制服も夏服オンリー。


1、更衣小夜
・「更衣」は文人らが設定した単なる「役名」であって本名はただの「小夜」
・人間ではなく翼手
・何者かにかけられた暗示により人間を喰らうことができないため、同じ眷属＝翼手の血を糧として生きる特殊な存在
・犬に対価を渡して願ったのは小夜自身。願いは「己のままでいたい」。対価は不明。映画へ持越し？？

2、犬
・正体は不明。何処かのメガネくんでないことを願う。

3、七原文人
・本名不明。正体不明。
・政府にも顔の利く有力者で実験の首謀者。
・「古きもの」を使役することが目的
・お前小夜のこと好きだろ
・人間を喰らうことができない小夜に、人間を喰わせてみたい。お前変態だろ。
・目的のためなら手段は択ばないタイプ。
・翼手に小夜の血を飲ませ、「古きもの＝（小夜の血を摂取した翼手）」を創り上げていた。小夜の血には、「古きもの」を使役できる効果がある。

4、文人以外のメインキャスト
・＝更衣唯芳＝本名不明。翼手と人間のハーフ。小夜との共同生活に喜びを感じつつも、罪悪感を感じていた。基地内で小夜を襲い、捕らえたのも彼。
・＝時真慎一郎＝本名不明。借金地獄に陥ったひと。
・＝求衛ねね・のの＝本名不明。重犯罪者姉妹。売春と殺人の容疑と思われる。
・＝筒鳥香奈子＝本名不明。研究バカ一筋。下着は紫(笑)
・＝鞆総逸樹＝本名不明。参加目的がよくわからない。小夜に惚れてしまう。
・＝網埜優花＝本名不明。成人済み。政治家になりたいの。
・メインキャスト＝文人に個人的な「お願い」を聞いてほしくて小夜の身辺を一定の設定をもって「役」を演じていた。

人間メインキャストがどうしようもなくダメな人勢ぞろいでCLAMP作品とはまた一味違ったものを見ることができました。
最期の殺戮シーンすごかったし。あれ以上のこと劇場版でやるつもりなのか・・・・・と思いますけどどうなんだろう。
アニマックスでは殺戮シーンほぼカットだったらしいですね。私は結構何でも大丈夫。光の反射で見せてないところも見ちゃって大丈夫(笑)
CLAMP作品を知り尽くしてる皆さんも強心臓をお持ちのはず(笑)
劇場版が楽しみだ。いっそR18バージョンを作ってくれ。

1、更衣小夜
・食事
　やはり血が必要（ギモーブとコーヒーに血が入っている？）ガリレオ温度計の部屋では小夜の体に血液が注入される描写がある。

2、求衛ねね＆のの
・二人とも6話で死亡したと思われたが、10話のラストで五体満足で出てくる。復活か？それとも始めから殺されていなかったのか？そもそも2人は6話までに出てきた2人なのか？

3、時真慎一郎
　・10話であっけなく死亡。何だったんだあの意味深なセリフとか視線は・・・。ただの変態かね。
　・と思ったらラストのねね＆のの復活が発覚したので、彼も生きている可能性大。

4、更衣唯芳
　・行方不明。もしくは死亡しているのか・・・？

5、筒鳥香奈子
　・やはり事の真相に限りなく近い人物。小夜に一連の事件について『茶番』であると言っている。

6、七原文人
　・唯芳と小夜への食糧補給係
　　包帯を巻いていたところを見るに、文人自身の血液を提供していた？？？

もうそろそろ謎が解けそうですね。11話予告が色っぽくて次回に期待大です(笑)

1、更衣小夜

・揺れる小夜の立ち位置
　前から気になってたんですが、「みんなを守る」という言葉とは裏腹に人間が危機的状態でも
　まあ動かない動かない。今回学校、しかもクラスメイトが襲われて人死に多数。
　あんど、1名喰われてます。普通あれだけ固く誓ったのなら一人目の犠牲で何かアクション
　取りますよねぇ・・・。
　自分の秘密（「古きもの」を討つ巫女）と、みんなの命とを天秤に量ってる暇なんて
　ないんじゃ・・・。というか量るとか考えるよりも体が動いたりしないかな。

・時真との会話

　そして時真が「古きもの」を『化け物』呼ばわりしたことに、「リアルタイム小夜」ではなく、
　「過去の小夜」が怒りを露わにして否定してました。
　明らかに小夜は人間側ではなく、「古きもの」側にいるという伏線。

2、犬

・犬？？？？？
　そもそも仮の姿にこの状態を選んだのは理由があるのか・・。

・正体
　犬＝店をやっている。願いを叶える。願いを叶えるためには対価が必要。
　CV：福山 潤＝四月一日君尋。
　という構図が先週成り立ちました。オメデトウゴザイマス。
　Production I.Gはどこへ行った・・・・。
　はっきり言ってこんな設定いらない。純CLAMP作品間のクロスオーバーなら作者権限で
　許しますけどねぇ。
　（愛がある故の批判と思っていただければ・・・・）

・願いの内容とその依頼者
　二つとも犬からは教えられないということなのでまだはっきりしませんが、
　とりあえず小夜に元の記憶を取り戻してほしいのでは・・・。
　依頼者はだれだろ？？？小夜の過去を知っていそうなのは父さま、文人、時真、筒鳥先生あたり。
　このどれかかなぁ・・。

3、時真慎一郎

　・「前の小夜とは違う」発言
　　彼は彼で、過去の小夜を知っているような口ぶり。でも「古きもの」については知らない。
　　もしくは知らないふりをしている。

4、更衣唯芳

　・口元の血
　　文人さんにコーヒーではなく、「それ以外の物が良さそう」と勧められ、次のシーンでは
　　口元に血。
　　吸血行動が必要な体？
　　→ここで父さまも「古きもの」（翼手）である可能性が・・・・。

　・具合が悪い
　　血が足りない。

5、筒鳥香奈子

　・経歴
　　元研究員。教職に就いたのは「この仕事でないとわからないこと」があるから
　　＝「古きもの」の潜入捜査的な何か？？？

　・目的
　　「古きもの」と人が消える事件の関係を正確に把握している模様。小夜の記憶を取り戻そうと
　　している言動。
　　→犬に願いを依頼したのは・・・？

　・あなたが（クラスメートを）殺したのね。
　　→次回予告→小夜が人間側ではないことを知っている。もしくは実際に小夜が「みんな」を
　　「殺した」ことを知っている。※1

　・筒鳥＝ツツドリ
　　カッコウ目カッコウ科。托卵（卵の世話を他の個体に托する）の習性を持つ＝「古きもの」の
　　生みの親？？

6、七原文人

　・実験
　　小夜と何かを「試す」「約束」をした。何を「試す」のか？どんな「約束」をしたのか？
　　文人との「約束」＝「みんなを守る」なのか・・・？

　・「何を奪えば死ぬより辛いだろう？」
　　「実験」の結果が小夜の予想を外れれば、小夜に死以上の苦しみを与える。
　　→小夜を憎んでいる？父さまは大切？

　・ガリレオ温度計がある部屋
　　「実験」の「約束」をした部屋。過去小夜が対面に座る。過去小夜に憎まれている？

　・実験の目的
　　小夜への復讐？約定との関係は？2人の主張、どちらが正しいのかを証明するためには
　　「2人だけでは無理」＝実験のために箱庭を用意した？

　・唯芳にはコーヒーではなく「ほかの物を」
　　父さまの血液補給係。おそらく小夜にもギモーブやコーヒーで血を与えているのかも。

　・ギモーブ
　　唇に近いところの感触に似ている。どこだ？聞いた途端にヤラシイ思考が
　　止められなかったけど。

　・人は「それ」に生まれるのか、それとも「それ」になっていくのか。（1話ナレーション）
　　「それ」＝「古きもの」？　「それ」になっていく→『写し身』※2が「古きもの」に喰われる
　　ことによって「古きもの」が本来の力を得る？



※１　これはBLOOD-C WIKIにある考察（善悪の相転移）に絡んできますが、「古きもの」と
　　　朱食免（＝朱を食すことを免じる＝人間を喰って良い）の話。つまり、
　　　作品に登場する地域は箱庭（＝実験の場）。「古きもの」と人間との約定が果たされるのかを
　　　観察する場。約定＝朱食免が与えられた「古きもの」は自分の『写し身』※2を食してよい。
　　　逆に言えば、それ以外の場合、「古きもの」は『写し身』※2（自分は人間と思い込んでいる）
　　　を襲わないし、『写し身』※2（人間）も「古きもの」を襲わない。

※2　『写し身』という表現はあくまでBLOOD-C WIKI内でのみ使われている表現。
　　　「古きもの」1体につき人間の『写し身』が存在する。朱食免が与えられ、『写し身』を
　　　喰うとパワーアップする。
　　　→確かに、今までのストーリーを振り返ってみると、

と、喰われているとすれば『写し身』一人だけ、という描写です。
ただし、6話、8話は小夜が約定を違えていることから、人を喰ってはいませんが多数殺しています。

筒鳥先生の項目で書いたように、「みんな」を「殺した」とは、「みんな（人間）」を見殺しにした、とも、朱食免が与えられたはずの「みんな（「古きもの」）」を殺した、とも取れます。
どっちかな～～。まあ、どっちにしても小夜は眷属殺しというわけですかね。

うーん・・・考えがまとまらない。

まず、前提として、
●モノローグ（ナレーション）＝文人（BLOOD－C　WIKIなどからモノローグは文人さんと断定）
だとします。

1、更衣小夜

・正体
  「古きもの」の反応を見ても人外であることは間違いなさそう。
　 BLOOD＋の『小夜』も人外というか翼手（でしたよね？？）
　 つまり【更衣小夜＝「古きもの」】？？？
　 もしくは「古きもの」と「ヒト」との混血。

・記憶
　過去の記憶がない。もしくは何者かによって記憶を封印されている。あるいは塗り替えられている。
　7話の時点で、綻んでいるような描写がたくさん出てきている。

・母親
　a案：母親は存在しない。
　　　今のところ【小夜が母親と思っている存在＝小夜自身】と考えてみる。
　　　父、唯芳は何らかの理由で過去の小夜を彼女自身の母親と話している。

　b案：はたまたやっぱり母親は存在していて後述のとおり、小夜は「古きもの」＆「ヒト」との混血か・・・。

・父親
　a案：唯芳は人間だとして、小夜が完全な「古きもの」であるとすれば血縁関係はなし。
　b案：前述のとおり、小夜ママは存在しており、小夜は唯芳の娘。ただし、「古きもの」との混血？？

・「みんな」を守ると「約束」した
　誰と？by犬→ナレーションの文人さんとか？？？
　「みんな」とは誰？→リアルタイム小夜は「みんな」＝父さま、友達、町のみんな（ただし、3話でうぐいす商店の主人見殺しにしたけどね・・・・）
　可能性としては「みんな」＝本来の眷属＝「古きもの」もあり。うぐいすの主人見殺しにしてたり、「ヒト」が死ぬ様に動揺しないあたりが気になる。


とまあ、こんな感じで「更衣小夜」をぶった切ってみました。
さあ、次は誰をぶった切ろうか。　（つづく）

１話冒頭のモノローグが時真くんくさいことを書いてましたが、訂正。
４話予告で時真くんがよーくしゃべってくれたおかげでまったく声が合わないことに初めて気づきましたよ・・・・。
なので男性陣とモノローグを３回ぐらい比べなおしてみた。
結果、あれは文人さんの声ではなかろうかと・・・・。そんな気がします。
ますます文人さんが怪しい人だと思われます。
まだまだ伏線はりーのベース設定中で分かんないことだらけですが、スプラッターな今回でいよいよBLOODらしさが味わえて来ました(笑) でもバトルが毎回あっけなさ過ぎてちょっと物足りない。いや、バトルに偏りすぎても・・・・ですが最初からハイスペックすぎだと見ててつまんないもん。

そういえば、先日行ったアニメイトでCLAMPさん直筆小夜たんを拝んできましたｗやっぱりセル画とは比べ物にならん！！　これがBlu－rayの特典なのか？？？