鬱金16巻感想
ようやく書けました。
前半は小島先生批判がたっぷりなので、閲覧注意。
さて、巷では阿鼻叫喚の原因となっているまさかの天支短編のねじ込み。
私もこれはさすがにどうかと思う。これで天支へも流動する顧客数と購買欲なくなるそれを比較したら、私の感覚からしたら絶対後者のほうが多いと思うんだがな。
本編がたったの二章構成というのもオドロキモモノキサンryu・・・。
<口絵>
赤男がきもいの一言。
前から気になってたけど、小島さんの目の描き方嫌いなんだよなぁ。
イラストの要素で目が嫌いってもう何もフォローできない状態ですよね。
何が嫌いって目の焦点合ってねぇぞお前ってっところ。瞳の位置が不自然だからイラストによっては見ていて気持悪くなってくるぐらい。
↑の赤男がちょうどそんな状態ですね。斜めでこの状態だと、正面から見たら相当気持ち悪い状態だぞこれ。
→ぐーぐる先生に聞いてみる「目」
人の目はちょっと寄り目ぐらいが自然なんでねーのという私見。
赤男の顔の角度からすると実際はこんな感じでしょうな。
眼球の位置がおかしいのおわかりいただけただろうか・・・・。
そもそも正面向いていると想定しているわけだけど、もしこの赤男がラスの方、左斜め下を見ているのだとしたらもっと恐ろしいイラストになる。
では、本編
<第四十八章>
-
リーヴィーのターン。彼女の無謀すぎるあがきは好きですけどね。
ただ、いくらいろんな人の魅縛パワーもらったっていうチートっぽい設定あるとしても、いきなり古参の妖貴を魅縛できる実力を兼ね揃えてると言われても私の頭が追いつきません。
リーヴシェランを一体どこまで強化するつもりなのか。。まさかチェリクみたいに分解能力持たせるつもりじゃなかろうな。
私のように固まってないで早く救出に動け邪羅。 - スラヴィエーラ視点での回想。44P「どこまでが自分たちの~」の一文いいですね。
「女皇」という単語をそのまま「創造主」に置き換えて私は悶々としてます。 - 今回二回ほど出てくる表現「私は道化だった」。後の章で白様も言ってますね。意味はちょっと違いますけど、重要な単語。
<第四十九章>
- 雛に対する赤男の口調があまりにも変わりすぎて、敬語過ぎて引くばかり・・・・。やっぱりそういうことが許容できるキャラとそうでないのがいるもんなんですよ、せんせい・・・・。
- 徐々にラスも闇主の魂の声を感じるようになってきたようですね(・∀・)ニヤニヤ。
もしラスの考える通り、これまでの闇主の矛盾した行動が深層心理の部分ではひとつに繋がっていたとしたら何より萌えるんですが。
もうそれでいいじゃん、このろりこんめ!!
雛とのバトル、もっとラスが追い詰められる描写を想像したんですけど。
初期のような、読んでいるこっちも痛くなる雰囲気ではないですね。物足りない←
いや、まだ序盤だからというより雛が黒幕ではないとしたらまだまだ壮絶な戦いになるということを期待してもいいのだろうか。
でも自分の戦い方を見つけたというのはいい傾向ですね。
相殺戦法ってところがラスっぽくないけど・・・。もっとガッツリいくことはできんのか。 - 雛が抱える闇に恐れ慄くラス。冥の海に似たものなのか、おぞましい「何か」があるわけですね。創造主は雛に何を仕込んだんだろうか。なんにしても、光属性のラスの魅了眼ではよ片付けれ。
赤と白の妖主二人が密談している横で聞き耳ててる金のシーン。私はここが一番好き。
いよいよ謎に包まれたまま一向に語られてこなかった創造主について二人が考察してますね。
以下、この部分を読んで思ったこと。
●内輪でそんだけ密談できるんなら最初から創造主に関する情報共有する気はないんですか妖主戦隊の皆さん。。。まあそういう自由気ままなところが妖主らしいけど
●「新たな要石となりうるものはいるにはいるが、取り込むには多少の時間と手間を要する」→誰?取り込むフラグ?
●てか、ガンダルースが魔性のために創造された世界って認識自体も創造主によって植え付けられたものかもしれないんじゃないのか?
●ちょっと生物学的な見方をしてみる。魔性のために作られた世界であるなら、なぜ魔性達には性別が備わっていて(=性器が備わっていて)性的快楽を理解するくせに生殖による繁殖形態を採用しなかったのか。
魔性は人間を元に作られた生命体なんじゃないの?性器とか、性欲とかあったり、人間との交配が可能なのもその名残なんじゃ?
最後にまたまたまたまた余計なことをする乱華。パパはかばってるのか、それとも自分の肉体に戻るチャンスだと思ったのか、次巻に期待。
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